おしゃらぐ農園メンバー - 北山弘長 -

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北山弘長

まったり~村の小さな農園 村長
民泊「里山reトリート響」と「地大豆 豆腐工房」を営んでおります。

まったり~村の小さな農園

 +(里山reトリート響)

 +(地大豆 豆腐工房)

 

概要

茨城県の最北端である常陸太田市のまたまた最北端、里美地区という地域に、2006年に移住し農業を始めました。小高い山に囲まれた小さな集落で、大規模農業には向かない「中山間地域」です。
大きな機械が走り回るというよりは、ほっかむりをしたお母さんたちが、それぞれの庭や畑をその名の通り「手入れ」して、お父さんたちが草刈り機や小さいトラクターなどでのんびり田畑を耕します。トンビの鳴き声さえもなんとものどかな地域です。

地域や農園内での循環する農業、生活をコツコツと実践しています。

 「平飼い有精卵」と、地元で古くから作り繋がれてきた「在来種の豆」を中心に販売しています。

  築300年の古民家に住み、裏山の手入れをしながら薪風呂・薪ストーブで暮らしています。

 古き良き時代の木製家具や建具、人力で動かす高性能OLD農機具、古民家の解体パーツなどを集めるのが趣味で、ただ飾るだけではない「活きた民俗資料館」が夢です。古い機械を修理したり改造するのも好きで得意なので、油で動く機械も集まってきます。
 現在の便利性も取り入れつつ、ワクワクする気持ちに従いながら、里山の整備やエコ道具などを作っています。隣接する敷地内に、家を手に入れる事が出来たので、そちらで2019年に民泊をOPENしました。

昔からの身の周りの物を有効に使って生活する知恵、現代のそれらを実証、進化した知識を融合し、より自然と共存した暮らしを実践しながら、皆さんと共有したいです。里山と共に生きる暮らし方が体験できる場を少しづつ作っていってます。

こだわり・思い①

「農作物」

農作物には、農薬、化学肥料、除草剤は一切使用していません。作物に「肥料」という形で大地に何かを撒くことはせず、土地の微生物が元気になるように微生物の「ご飯」を大地に提供します。それによって、微生物に作物を育ててもらう感覚です。(もしかしたら、地域が元気になる仕組みも、おんなじかもしれませんね?)それにより、作物本来の素直な成長が促され、力強い味わいの作物ができると思っています。

 

こだわり・思い②

「コッコちゃんの平飼い有精卵」

生後1日のヒヨコから育てています。無投薬で、餌も一種類一種類自分たちで納得のいく物を配合しています。配合する餌は県内産くず麦、地元の米ぬか、県内産大豆のおからをメインに、ゴマ粕、魚粉、牡蠣殻、昆布粉、土手草やくず野菜など。

自由に動き回れる鶏舎の中で、オスとメスを一緒に飼っています。「有精卵」とは、温めるとヒヨコがかえる生命力のある卵です。 

 

 こだわり・思い③

「加工品」

地元の飲食店等とコラボしながら、今のところ、「まったり~納豆」、「地豆のピクルス」、「卵のピクルス」、「白雪プリン(現在、「おしゃらぐプリン」)」などがあります。一緒に盛り上がっていけるのが楽しいです。

 地元のお母さん方から引き継いだ豆腐工房では、自農園で栽培した無農薬無肥料の大豆から豆腐とおからを作って販売しています。

 

 こだわり・思い④

「暮らし」

自分たちが自分たちの信念をもって、または心豊かに、ワクワクした気持ちを持ちながら、正直に素直に謙虚に目の前のことに丁寧に暮らしていくことが、実は一番の世界平和につながる道かなと思いながら暮らしています。