おしゃらぐ農園メンバー - 畑岡久美子 -

畑岡久美子

笠間茶屋

 笠間茶屋

 

概要

自家栽培野菜と発酵食をふんだんに使い、ご飯やおやつ、お飲み物を提供しています。

長く老舗酒蔵に勤めていたことから、酒粕を大好きになってしまい、お客様に酒粕の素晴らしさを伝え続けていました。2018年3月にとうとう自身で『酒粕菓子 笠間茶屋』を始めてしまいました。

初めは甘酒と酒粕のお菓子でスタートしたわけですが、お客様の「軽食が欲しい」・「あの瓶のやつ飲めるの?(梅シロップ)」・「ごはん食べたい」・「シロップ買えるの?」などと希望がエスカレートし、店主もそれに応じているうちに、ごはん・おやつ・お飲み物・お持ち帰り・加工品作りなどと商品が増えていきました。それなので、昨年から笠間茶屋の頭のところを『酒粕菓子』から『酒粕や醸』に変更して、酒粕料理全般を調理しているようにしました。

自分は何事パパっと出来ずにのんびり屋な性格で力も無いんですが、ずっとチマチマ仕事を続けるのが好きなので、最後まで手を抜かずの持久力でモノづくりをしています。1年の作物は、その時期だけです。ですからいちばん美味しい時期に美味しい状態に加工してあげたい。そうやっていると、結局1年じゅうチマチマと手仕事をやっていることになりますね。

お野菜を作っている時も、生長を見守っていると「美味しくなったよ」とお野菜が教えてくれます。お野菜の恵みをいただく。土の上に立っていられるのっていつも楽しいです。

美味しいお野菜をちょっとの調味料で料理する。それだけで充分ごちそう。

子供たちや都心のお客様にも、畑に来て黙々と土いじりをしていただくと、日常と全く違うことをするのがとても新鮮でストレス解消になるそうです。

裏山に登って木の中を駆け回ったり、大声で笑ったり、ご飯を食べたり。子供たちは幾つになっても本気で遊んでくれます。

こんな、田舎の暮らしを体験したり、自然の恵みを食べたりして、心を癒していただいたり、健やかに過ごしていただけたら嬉しいです。

 

 ○こだわり・思い①

体に良い食

・酒粕や麹など発酵食品をふんだんに使っています。

・自家製野菜や米、友達の野菜は無農薬栽培の食材を使っています。

・ゆっくりゆっくり熟成させた食材をたくさん使うので、まろやかに仕上がります。

・食べると血行が良くなって体がポカポカしてくると言われます。

・アレルギーの方には、対応した料理をお作りします。

・お店で展示販売しているものは、すべて材料にこだわり丁寧に丁寧に作った商品です。自分だけでなく、友達の商品も同じ思いで作られたものばかりです。

 

 こだわり・思い②

こだわり野菜

・無農薬、自然栽培を出来るだけ続けています。

・在来種、固定種の種を繋いでいく努力をしています。

・野菜嫌いなお子さんにもうちのなら美味しいと食べてもらっています。美味しいを続けます。

・農家さんたちの美味しい野菜のロスを無くすように加工品を作って販売していきます。

・子供のうちから農業体験を通じて本当の野菜の味を知ってもらい、将来の食ために役に立てたらと思います。

 

 こだわり・思い③

昔の暮らしを忘れないように残す。

・昔の暮らし方、手仕事を続けて残していきます。

・ワークショップなどを開催して、田舎の一年を伝えています。

・季節の旬の食材を使い、食べ方や保存方法を伝えています。

・古民家での民泊、農泊を通して古民家の保存と外部に田舎の良いものを伝えています。

 

 こだわり・思い④

地域の活性化

・耕作放棄地を整備して農業体験に利用する。地域の環境を良くしていきます。

・古民家を利用して地域の人の活躍する場を作ります。

・放置された山を草刈りなどをして人の歩く場所に整備しています。

・人通りの無い地域に外部からの人が歩く場所にしています。

・いろんな人とコラボして楽しい地域作りをしています。

 

発酵食、自然食たっぷりのランチ

 

笠間茶屋の畑の無農薬野菜たち

 

農業体験受け入れ

 

民泊・農泊の体験の様子(スペルト小麦のストロー作り)