一般社団法人 Forester’s Living
・概要
わたしたちは「人に地球に優しい未来を」という理念のもと、地域の課題である人工林の問題を3つの事を柱に事業としています。
1つは森の持ち主さんのお金がかかるから森の整備が出来ないという事を、わたしたちが管理をする代わりに材をいただき、それをモノに変える事業。
2つめは林業をやる人材の高齢化や人材不足を、木を切る事やそれを加工する事で副業や本業にする事が出来るスキルを身につける事が出来る学校を運営し、林業の人材育成、林業の六次産業化を促していく事業。
3つめは、森に関心を持ってもらう、関係人口作りとしてボーイスカウトと協力しての森作りや、ストレスを抱えた方の心のケアが出来るよう森のリトリート等、森を癒し空間としていく事業を運営していきます。
○こだわり・思い①
震災をきっかけに農業を始めました。自然栽培という栽培方法で作物を作る中で、森の重要性に気がつきボランティアで人工林の問題に取り組んできました。ただボランティアでやるのは限界がありました。一年整備してもほんの少ししか出来ないし、活動を続ける為には寄付を募る活動をしなきゃならないなど、そうこうしてる間にも獣害の問題やら土砂崩れ、気候温暖化等等森を整備していけば解決していける事の問題が次から次へと露呈してきていました。
地域の問題を解決しながらビジネスにする事を模索し、色々な講座を受講する中で、視点を変える事が出来ました。自分たちだけで出来る範囲が少ないのならば、出来る人材を増やす。そして問題と思っている事はやり方を変える事で解決していく事が出来る。スキルを持っている人はそのスキルを教える事で技術を活かし、教わった方はその技術で仕事とする事で、お互いいきあう関係が出来る。
そして人のいきあう(行き交う)場所となれるよう「いきあう学校」となりました。
○こだわり・思い②
いきあう学校の講座のひとつ 「フォレスターズLabo」は、大きな機械を必要とせず、森から木を搬出出来るやり方で、誰でも再現可能な方法にこだわっています。
○こだわり・思い③
「セルフリノベーションLabo」は、自分たちで切り出した材を使い、生活に落とし込む事を目指しています。